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ブレーキモーターの現場修理
ソフトチェンジの自動織機では
停止してから杼替え動作(シャットルチェンジ)しますが、
杼替え時は正確な位置決めを要するため
ブレーキモーターを使用しています。

このモーターは大崎電業社のBブレーキが組み込んであります。




ブレーキには制動や寸動で高い負荷が掛かるため
部品が消耗します。

減ったり割れたりして動かなくなったり
ブレーキコイルの断線、ショート、
連結するブレーキ電源の破損等、故障は様々です。

モーターは30kg程の重量があり、
降ろしての作業は負担が大きいので
ベアリングの交換以外は、ほとんど現場修理で対応します。


この場合の故障と思われる症状は、急な回転の減速があり
ブレーキのプレートの動きが悪いのが原因と判断し
分解する事になりました。
ブレーキコイル、電源のパワーモジュールは
テスターで正常値でした。



まずベースのボルトを解いてブレーキのある後ろ側を
手前に向け固定します。




ブレーキコイルを固定するボルトを解き
一式取り外します。





車のクラッチと似た構造でドライブプレートと固定プレートが
電磁石で摺動しトルクを発生するのですが、
プレートに接するスペーサーには回転方向に荷が掛かり
跡が付いて減ります。
これが動きを妨げ切れを悪くします。






シムという部品です
スペーサーに接する部分がネジの締め付けにより
跡が付いて、えぐれています。
これも取り替えます。





新しいスペーサーブッシュに交換します。

メーカーの純正品はスチール製ですが
ステンレス鋼のパイプで特注で作った物を使用します。






芯を出してギャップ調整し、組み上げます。





ベースに取り付けベルトを張ります。







手動スイッチでテスト、音を聞いて良し。






ベルトカバーを付けて運転です。






止めずに回りっぱなしだと故障は無いんですが
止める頻度が多いほど壊る運命にあります。

部品も手に入りますが高価になりますので
独自に同等の部品を製作、修理するなど対応しています。




23:59 製織と技術 糸 清 comments(1) trackbacks(0)
comment
弊社は紙工機械商社です。取扱い機械に使用のブレーキモーター劣化で交換が必要です。取り寄せるにもスイス製の機械であり、そのモーターが現在製造していない状況により困ってます。修理可能でしょうか?
From. 有限会社シーヴシステム at.2016/02/24 16:51









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