一番大事なものは 家族 そして仕事
      ポリシーの源は矢沢永吉
      機屋のおやじが書くブログです
  
無地横絽
正絹 2巾のの衿地です!

機拵えが傷んだので交換です。


16:39 製織と技術 糸 清 comments(0) trackbacks(0)
ボットンシャフトとカムディスクの取替え
北機、無地の44インチの織機です。


ボットンシャフトの

ピッキングカムのキー溝が飛んで

カムディスクも割れました(~_~)







シャフトの荷の掛かる方向にキー溝が欠けています!








分解 バ ラ バ ラ にして取替え完了(^_^)v


カムディスクは新品でダクタイル鋳物です!





23:37 製織と技術 糸 清 comments(0) trackbacks(0)
原動プーリー、キー打ちなおし
北機の 原動フリクションクラッチです。

クラッチの始動時に荷が掛かるので

キーが緩んだり、


場合によっては折れることも(^_^;)あるんです。





1度、外してキーを打ち直します!



23:51 製織と技術 糸 清 comments(0) trackbacks(0)
織機調整等支援事業
当店では助成金の交付申請書は
こちらで用意させていただいております。


出来るだけ集金をさせて頂いた時に
その作業分の申請書を、お届けする様にしています。

上のピンクの部分のみ書き入れて商工会へ提出して下さい。

詳しくはこちら



13:17 製織と技術 糸 清 comments(0) trackbacks(0)
ブレーキモーターの現場修理
ソフトチェンジの自動織機では
停止してから杼替え動作(シャットルチェンジ)しますが、
杼替え時は正確な位置決めを要するため
ブレーキモーターを使用しています。

このモーターは大崎電業社のBブレーキが組み込んであります。




ブレーキには制動や寸動で高い負荷が掛かるため
部品が消耗します。

減ったり割れたりして動かなくなったり
ブレーキコイルの断線、ショート、
連結するブレーキ電源の破損等、故障は様々です。

モーターは30kg程の重量があり、
降ろしての作業は負担が大きいので
ベアリングの交換以外は、ほとんど現場修理で対応します。


この場合の故障と思われる症状は、急な回転の減速があり
ブレーキのプレートの動きが悪いのが原因と判断し
分解する事になりました。
ブレーキコイル、電源のパワーモジュールは
テスターで正常値でした。



まずベースのボルトを解いてブレーキのある後ろ側を
手前に向け固定します。




ブレーキコイルを固定するボルトを解き
一式取り外します。





車のクラッチと似た構造でドライブプレートと固定プレートが
電磁石で摺動しトルクを発生するのですが、
プレートに接するスペーサーには回転方向に荷が掛かり
跡が付いて減ります。
これが動きを妨げ切れを悪くします。






シムという部品です
スペーサーに接する部分がネジの締め付けにより
跡が付いて、えぐれています。
これも取り替えます。





新しいスペーサーブッシュに交換します。

メーカーの純正品はスチール製ですが
ステンレス鋼のパイプで特注で作った物を使用します。






芯を出してギャップ調整し、組み上げます。





ベースに取り付けベルトを張ります。







手動スイッチでテスト、音を聞いて良し。






ベルトカバーを付けて運転です。






止めずに回りっぱなしだと故障は無いんですが
止める頻度が多いほど壊る運命にあります。

部品も手に入りますが高価になりますので
独自に同等の部品を製作、修理するなど対応しています。




23:59 製織と技術 糸 清 comments(1) trackbacks(0)
モノづくりの会
与謝野町商工会の中では各部会とは別に業種を超えた活動組織があり、
私はモノづくりの会という組織に所属させて頂いていたのですが
1度も事業に参加したことがありませんでした。


昨日、工場見学と懇親会の事業があり、
懇親会だけ参加させていただきました。

懇親会の場所は会員でもある与謝の谷口酒造さんで
初めて行きました。
初参加なので、もちろんメンバーも会長以外は知りません。

7名の懇親会になりましたが、
まずはもちろん谷口さんの絞りたての日本酒で乾杯!です。



乾杯から後も、もちろん 酒!  酒!
1本1本、味の違う酒の飲み比べで、酒好きの私には
たまらない懇親会でした。



酒粕の鍋も最高でした。

魚のすり身とよく合い絶品!




話も盛り上がり、私は1番歳が小さかったのですが、
各地域で活躍されている先輩方との話の中で
それぞれの仕事の事、街づくりの事、町政、政治への思い等
真剣に聞かせて頂き、私も言わせてもらいました。




今年こそは、この会に参加して行こうと思っていたところ
忙しい合間に参加出来て良かったです。



美味しい酒に溶け込んで、よく酔いもしましたが、
人生の肥しを得たような会でした。








地震がありましたが、どうする事も・・・
悲しいし、つらいですね。


明日は、わが身かもしれません・・・


1人でも多くの方の無事を祈ります。






00:16 製織と技術 糸 清 comments(2) trackbacks(0)
板列公園に偉人の業績
 今日の新聞記事で
板列公園内の石碑の記事がありました。

「真名井純一翁彰功碑」といい、江戸文政年間に
岩滝の豪商、山家屋に生まれた小室利七(後に真名井純一に改名)
の業績を称える碑であります。




後には板列稲荷神社があります。

 真名井純一[本姓小室利七]は文政12年(1829)岩滝村に生まれた。生家の小室家は山家屋と称し、代々廻漕問屋、生糸縮緬の販売を業 とした小室一族の宗家であった。先代利七の時代の山家屋は持船三十八艘で、縮緬の原料生糸を買収して機業に貸与、織上がった縮緬を京都に送り三井、下村等 に売却するを兼業としており、丹後における山家屋の機屋は数百軒にのぼり、そのために文政5年(1822)の大一揆において襲撃、打ち壊された経過をもつ 地方の豪商であった。
 家を継いだ彼も縮緬の原料である生糸商いのため日本海で活躍していたが、万延元年(1860)米沢で製糸について学び、私費で製糸伝導所を開くなど丹後 地方での養蚕の奨励、良質生糸の製造に努め、明治9年(1876)、宮津の銀細工屋兼大工の中本藤右衛門の協力を得て、奥州座繰器(胴繰座繰)、上州座繰 器(角枠手引・丑首座繰)に改良を加えた新しい座繰器械を発明した。
これが真名井座繰器と呼ばれるもので、多条繰糸機が実用化されるまで、広く蚕糸絹業界で活用された。この真名井座繰器は、上州座繰と あまり変わらないが、主な改良点は、ゝヽの運転を右手廻しにした回転を円滑にするため歯数を増やし、歯形をインボリュート曲線としたケンネル撚を別 装置としたど盞りとしたなどで、性能が良く漸次他の器械を圧倒、使用は全国に及び我が国の製糸業発展に大きな足跡を残すことになった。
 なお、真名井とは古来より丹後に縁の深い呼称で「たなばた天女」で知られる名峰磯砂山の別名でもあり、比沼麻奈為神社(峰山町久次)、豊受大神が降臨し た真名井原(現府中地区)や真名井神社(宮津市中野)など、農耕、機織り、醸造等の伝説的産業神と深く結び付いている。 さて、小室利七は若い頃私財を投じて現在の与謝の海病院南側付近を埋立て、真名井新田を完成させている。後年、それにちなんで「真名井純一」と名乗ったと伝えられているが、丹後の産業神としての由縁を知った上のことであったろう。


以上 京都府織物・機械金属振興センターの資料より

 



私はすぐ近くに住んでいて、子どもの頃より虫捕りや花見で
自分の庭のように慣れ親しんだ公園なのですが
恥ずかしながら云われもうる覚えであり、
今までしげしげと眺めた事もありませんでした。



新年の大雪で、無残にも折れた桜の太い枝が散らばった公園内
今年は花の付きが心配です。





桜の名所ですが夏には見事に咲き誇る大きな1本の百日紅
大きな枝が被害に遭っていました。





奥には昭和2年に起きた丹後大震災の供養塔があります。
今月7日の震災記念日にはここで供養が行われます。




この公園は他にも石碑がいっぱいありますが
岩滝の歴史に詳しい人に聞かないと解りません。



織物の功績を称える碑はもう1つあると聞いていましたが、
これがそうであろうと思います。



板列(いたなみ)公園入り口に、昭和12年(1933)建碑の
千賀由吉(よしきち)翁顕彰碑があります。

 碑文は当時の丹後縮緬工業組合理事長津原武の撰で、翁ハ元治元年岩滝ニ生マル祖業ヲ継デ縮緬ノ製織ヲ営ミシガ夙ニ動力撚絲ノ発明ニ志シ彫心骨明治二十 六年ヨリ同四十一年ニ及ヒテ錘及管ヲ改良シ水力ヲ利シテ縮緬原絲を強撚糸スル法ニ成功シタリ、云々と記してあり、八丁撚糸機を水車動力用に改造、発明した 功績を称えている。 
 ところで、我が国では水車を潅漑のための揚水用から、精穀用などの動力源として活用し始めるのは江戸時代中期からである。 また、水車を利用して初めて撚糸機を動かしたのは、桐生新町の大工、峯岸勝右衛門方に寄宿していた下総国結城の住人岩瀬吉兵衛で、彼は西陣撚車に改良を加 え、天明3年(1783)に水車動力の八丁撚糸機を発明したと伝えられている。
 その後、桐生では文政7年(1825)に水車動力の績屋(賃撚り屋)が誕生、各地に撚糸機が伝わり神奈川の半原、上州の前橋などでも嘉永年間(1848〜54)頃より水車を利用した撚糸が行われている。

さて、岩瀬吉兵衛から百数十年後の千賀由吉の時代、まだ丹後に水車動力の八丁撚糸機はなかった。如何に情報が遅々としていたといっても世は明治、他産地では糸繰機や撚糸機を水車で動かしていることを、丹後の機屋も聞き知っていたに違いない。
 では、百年以上も前に桐生で考案された水車動力の八丁撚糸機が、何故丹後に入らなかったのだろうか。
 それは、八丁撚糸機の形態や構造が若干異なっていたためで、このことは織成している製品にも深く関係していた。
 一般に丹後式の八丁撚糸機は桐生式に比べて大型で、手回しには大変な労力を要したが、太繊度糸の加撚に適する機能を持っていて、現在でいう古代ちりめん や鬼シボちりめん風のシボの大きい当時のちりめん(後の古浜ちりめんなど)や流行商品の絹紡ちりめんに最良だったからである。
 千賀翁の水車動力改良八丁撚糸機の詳細は不明だが、現在では少なくなった大車式八丁撚糸機と余り変わらないものだったろうと思われている。
 この、撚糸機が丹後産地で本格的に稼働し始めたのは大正5〜6年(1916〜17)頃からといわれており、電気が導入されても、経費的な問題で水車や石油発動機などと共存されていたという。


以上も京都府織物・機械金属振興センターの資料より




桜の名所であると共に、丹後の産業の発祥の原点を伝える公園であると
改めて誇りを持ちました。

地域で守って行かねばなりませんね。



私の保存会が受け継いでいる「岩滝の獅子神楽」も文政年間に伝わったもので
伝承者である伊勢の「弥作太夫」という人も、岩滝の豪商が名声を高めるため
見せ物で連れて来たという説も語り継がれています。

23:53 製織と技術 糸 清 comments(0) trackbacks(0)
モーターの取替え
八丁撚糸機に仕掛ける下管を巻く管巻機で、
この工場ではレーヨンの紡績糸(スフ)を巻くため、
繊維の綿が雪ののようにつもります。

モーターからガラガラと異音が出て、だんだんひどくなり
軸の回転もおかしいとの事・・・
 



電源を入れてみると、なるほどベアリングから物凄い音。


中のグリスが無くなりボールがガタガタに減っているようでした。

ベアリング交換という手もありますが、機屋さんは待てません。



この様な小さな準備機から織機まで低圧200V3相交流(動力)で動く
モーターのお世話になっています。

中古の手持ちスペアに取り替えることにしました。




取り付けにくい所にモーターベースがあり
取り付ける前に配線をする事にしました。

古い接続部のテープを解くと、あれっ!
端子にIV線を通して少しひねってあるだけの接続でした。


テーピングしてしまうと中身は解りませんが
電気屋さんの仕事でしょうか?





新しいモーターの端子と接続するため線の皮を剥きます。





接続は絶縁スリーブを使い圧着します。





油のかかる恐れがあるので、テープも巻きます。




配線が出来たらベースに取り付け
プーリーを付けてベルトを張ります。




電源を入れて音のチェックと回転方向を確認して出来上がりです。


この場合はベースのベルトを張るアジャストボルトが緩んだままで
モーター自体が踊りながら回っていたようで、それが軸に負担をかけ
ベアリングが破損に至ったと思われます。

ベルトを張る時にしっかりと固定しました。



機屋さんは仕事に追われ、おかしい事でも気づかない事が
多いものですが、故障すると不安になるものです。
仕事が終わって、、なぜこうなったかを言ってあげたら
安心します。


モーター交換でも与謝野町商工会の織機調整等支援事業
助成金の申請書も証明しています。

繊維機械であれば何でも取り替えます。





00:11 製織と技術 糸 清 comments(0) trackbacks(0)
火の爪跡
先月、新年早々に起きた東町区の火災から一月が経った。


隣も気の毒にも全焼し、
裏隣りで、類焼を受けて被害に遭われた
機屋さんの工場へ仕事に入っているのだが、
火が入った跡を見ると恐〜くなる。


天井尾根を火が舐めている。



合掌に土壁の仕切りがある。

この壁が無ければ火は奥まで進み、燃え盛った事だろう。
下は天井が新しく、なぜ壁で仕切ってあったかは解らないが
さすが土壁は強い!

それに消防団が玄関から入り、火の来るのを堰き止める方向で放水をしたので
危機1発で止まったようだ。





この火災、役場庁舎のサイレンが調子悪く、鳴らなかったそうだ。
岩滝の火災だと分かったのは、後の町内放送で気が付いた人が多かった様だ。



私も分からず、起こされて自治消防で出動した。



火を出した方は仕方ないが、類焼を受けた側は
早ければ何とかなったものでは?








23:57 製織と技術 糸 清 comments(0) trackbacks(0)
仕事初め

 今日が新年の仕事始め、
我が工場は昨日から給油や準備で、てんてこ舞い
寒くて工場の気温も低い中、機を動かす。

寒う〜 外は雪



お世話になっている山政さんで仕事始めの会議があった。
おめでとうの挨拶の後、社長の話で今年は昨年暮れからの原糸の値上がりで
どこも大変な事になりそうという事だ。

今は国産の糸は採算が合わないので殆ど外国製だが
海外の商社は日本の繊維業界など相手にしていないようだ。
「この値段であなた買う?買わない?どっち、買えないなら
他に売るよ」という商売だそうだ。

金持ちの投資家がまた遊んでいるらしい。





雪の中、請け負った仕事に出る。
巻取りのストリップゴムを張替える。



この織機は風呂敷専用の無地織機。

間接巻取りと言って、ゴムを張ったロールで織物を挟んで
正確に一越一越を巻き取っていく。
このゴムは消耗品で打ち込みの要だ。





ボンドを塗りながら引っ張って巻いていく。
弛むと剥がれ易い。





ゴムの角で小指が切れるのでテーピング。






端を釘で打つ。






出来上がり。





さあ出来たので織って下さい。



どうかいっぱい仕事が掛りますように・・・





23:06 製織と技術 糸 清 comments(6) trackbacks(0)
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